◆第14話 『悪友』
脚本:徳永富彦 監督:東伸児
ゲスト:金井勇太 三宅弘城 松本実 甲斐まり恵
よくこれだけの情報量を1時間の中に詰め込めたなーという点はただただ感心するばかり。
元々詰め込みがちな本が多い徳永さんですけど、こんなきれいに纏め上げたのは初めてだと個人的には思うんです。
今期7話そして今回、もう今期の徳永さんは以前のtkngとは別人ですわ。
ただ話自体の面白さは、ちょっと絶賛はできないかなぁ。
まぁかつての3バカ回とは雲泥の差で今回の方が良いですが、
そもそもあの3バカのノリが合わないという完全に私の好みによるものですけど。
【見どころダイジェストー】
・特命係にうってつけの仕事…ボトルキープの所有者捜し
こういう事件性の無い案件(当初)は右京さん勘鈍るのかね。今回も早々に道を間違えてたし
・3バカのその後・奥村編
幼馴染の社長・菅原に恋われて、ただ社長と駄弁るだけでいいという夢のような役員の身分に。
面会室の向こうから彼を見る社長の目、あれはかつて
湊くんを見ていた大河内さんの目と同じやで。
でも社長が逮捕された後は、本人は辞めづらいって言ってたけど、むしろ針のむしろじゃないの。
・3バカのその後・池谷編
腹が立つほど美味くないサンドウィッチが自慢の喫茶店のマスター。
名札のマスターの文字がやや右下がりなのがポイント。
ちなみに前回登場時は松尾伴内そっくりだったけど、今回は全く伴内には見えなかったなぁ
・3バカのその後・山崎編
チンピラまがいの借金取立て屋。もみ上げがポイント。完全にキャラ立ちに差が出ちゃった犠牲者。
・
武勇伝を語る角田課長。
横坂組壊滅のエピソードを嬉々として語り
「俺に憧れてるな?」と神戸サンの肩に手をかけるも
軽く払われる始末。
でも課長、通訳とはいえ田中晶見逃してる時点でチョンボだかんね。
・市販のオレンジジュースは美味い。
・米沢さんも菅原社長の会社のアプリ・マイアニユーザー
でも米沢さんってスマホ持ちだったっけ?
・久々にホワイトボードによる事件解説。
今回はこれがあってくれて本当に良かった。これだけ情報量多いと一回どこかで整理したいし。
そして導き出された結論……
『田中晶は保釈金詐欺♪』(右京さんがリズム良く発音
・花の里……うん。触れなきゃいいんだ。
・田中晶の罪は軽い、しかし軽いから組長に狙われるという因果応報が素敵。
・結局3バカも全員救われない感じになっちゃったし、
重くない罪でも犯したら最後、苦労するよと教えてくれる回でもありました。
……で次回は米沢スピンオフの相原刑事登場ってことで、
花の里復活で来期以降確実と思っていた相棒に、再び今期で幕の可能性が見えてきてもうわけ分かんないです。
というかこれで来期以降やるとした場合、それはもう恐ろしい惨状が待ち受けていると思うよ。
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【今日のいたみん】 |
・捜査一課の案件じゃないのに呼び出され、
沢口さんに襲い掛かる寺島を車のドアでガードするという乙なことをして見せたお三方。
倒れた沢口さんに手を差し伸べるいたみんとか、もうそのままランデブーしちゃいなよとか一瞬思ったけど
丸くなりそうなので今のままでいて下さい。
【今日の中園参事官】
・部長へお茶を出す際には、言われるまでもなくお茶菓子を付けるという
腰巾着いやもとい参事官の鑑的な行動をとっていたものの、特命が部長室へ入ってくるや否や
中園
「出て行け!」→内村
「いや出て行くのはお前だよ」→
中園「え」
とまるで報われずに切り捨てられる嗚呼悲しいかな中園参事官。

お茶を持って去るその無表情が怖い。
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