◆第12話 『SPY』
脚本:櫻井武晴 監督:近藤俊明
ゲスト:美木良介 小嶺麗奈 芦川誠
究極のキャラ萌え回。大河内さん万歳。
いや、話の大筋そのものも今期の平均点は軽く凌駕するしっかりした構成だったけども、
それ以上に表面に出てくる大河内監察官超絶フィーチャーのインパクトが強過ぎる話でした。
当然いい意味でですけども、面白いと思える回がこの手のキャラ萌え回だらけになるのは
決して望ましいことではないなぁと一方で複雑な心境に陥ったりも。
まぁそんな危惧はとりあえずさて置き、素直に楽しんだ者勝ちってな気もしますけど。
【今日のラムネ】
・登場早々神戸サンから
言葉のデッドボール。
「神戸よ何故結婚しない。身を固めれば女絡みで疑われることも無いし
そもそも警察官は40までに結婚しないと出世にひb」
→神戸
「大河内さんこそ何故結婚しないんですか?」
そら回答できんわな。
・庁内Sの人事課長から
『庁内Sが居る可能性が』と指摘され見えない敵を探し始める。
『バベルの塔』を思い出したけど、基本的に大河内さんって、
人の言葉に軽ーく乗って自らドツボにハマっていくよね。
・警視・警察両庁幹部に四方囲まれる形で円卓のど真ん中に立たされる。
そして目前で不祥事もみ消し工作をやられ、いつもより多く噛み砕いております(ラムネ
・被害者が結婚の事実を両親にも伝えられなかった訳を神戸尊に敢えて言わせられる。
「相手と不倫関係にありしかも向こうは警察官」、
期せずして自ら古傷をエグる羽目に。
神戸サン怖ぇ、先の結婚の件も含め知らなかった体を見せているけど
全てを分かった上で言ってそうな気がプンプンしやがる。
・庁内Sの存在の隠ぺいを交換条件に不祥事の報道発表をサッチョウに迫る。
何故そんなことをとの問いに
『私が監察官だからです』
この場面、私男だけど大河内さんになら抱かれてもいいと思った。
【他見所ダイジェストー】
・平常時の暇さ加減が薫ちゃん在籍時より確実に増している特命係
お互い特に談笑しないからその辺余計際立って見えるなぁー
・と言いながら特命2人の掛け合いも一定の距離を保ったまま円熟味を増してきた件
神戸
『取り調べられてきます』→右京
『ごゆっくり』とか
神戸
『僕を犯人だと思ってますか?』→右京
『 思ってませんよ』とか
何気ないやり取りがなかなかこう漫才染みてて。
・久しぶりに右京さん
「僕の悪い癖ッ」
あと久々に
米沢さんをガイシャに見立てて絞殺しようとする右京さん。
・小野田官房長はゴルフで不在。
言い訳でも無く、多分本当にゴルフで不在。
・勝手に証拠データをコピーしても
「それはともかく」の一言で片付ける右京さん流石。
・会議に割り込んで来た右京さんに
『即出ていけ』と吐き捨てるも
きわめて重要な証拠を掴んできたと言われると
『用件が済んだら出て行け』と
利用するとこは利用する内村部長
・水木課長犯行回想の映像効果が個人的には非常に好み。
これに限らず今回の演出全般も。何と言うかベタベタな手法っぽいんだけども、
キャラ立ちを重視する話なので、これが相当プラスに作用したと思うんです。
・共済借入金がある角田課長
・神戸尊の正体がやっぱり今期の締めになるんだろうかなぁ
「庁内Sか?」との問いにも否定はするものの真意が見えない反応を見せるわ、
杉下右京観察日記は未だに継続してるわで、シーズン中盤のここにきて再度
そのミステリアスさを醸し出させる回を持って来た意図は、
やっぱりこの神戸の正体という伏線を最後に回収するためなんだろうな。
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【今日のいたみん】 |
・
特命係の神戸警部補 どの
・右京
「女性の死因は?」
→伊丹
「教えません」
芹沢
「首を絞められて」
・右京
「死因判明に時間がかかった訳は?」
→伊丹
「教えません」
芹沢
「教えません」
・完全にカンベソンが犯人だと見立て聴取。
銀座のホステスの真似をしながら。
銀座のホステス口調を真似て、ついでに髪型も昇天ペガサス盛りで取り調べに当たるいたみん。
ホステスと言うかキャバ嬢だなと描きながら気付いたけどもういいや。
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