2nd season

◆第一話 『ロンドンからの帰還 ベラドンナの赤い罠』

脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖治
ゲスト:須藤理彩 生瀬勝久 松下由樹


再放送見ながらのレビューとなりますが、前知識を持った状態で見ると
いやぁー良く出来た話だなぁと改めて感心させられました。
つかこの内容よくレギュラー放送のドラマでやれたなぁ。
軽くサイコ入ってるのに。特に二話とか



【見所ダイジェストー】

死刑囚浅倉にごっすんごっすん五寸釘
を自分で飲む。まぁ五寸よりよっぽど短い釘でしたが。
自らを傷つけることで逃亡を図る浅倉ですけども、
相変わらずその目力はすさまじいものがありますわい

・その浅倉に負けず劣らず恐ろしい目をした小暮ひとみ
これキャストに須藤さんが選ばれたのは恐らく目力によるところが大きいと思う。
そんな小暮を捕まえて欲しいと浅倉が薫ちゃんに懇願してきたところからスタートです。

運転免許試験場の亀山ぁー
特命係廃止後、免許センターに配置換えされてた薫ちゃん。
でも休暇取る時の上司の対応等見てますと、職場じゃ確実に嫌われてたっぽいなぁ……
まぁ仕事中だろうとお構いなく右京さんの下へ電話してたんじゃ無理も無いか

・警察学校教授(休職中)の杉下ぁー
は仕事をブッチして、1人気ままなロンドン散策の日々を送っていたようで。
つか街中を行く右京さんの紳士ルック、本場ロンドンでも異彩を放ち過ぎでしたが。
しかしどこの国でも隣人トラブルっつーのはあるんですね。
右京さん遥か英国で大層気難しい老婆と騒音トラブルに。原因はもちろん薫ちゃん。

・特命はこの頃のお互い微妙にギクシャクした関係の方が好きだったなぁー
4期以降の蜜月関係を見慣れてるせいかもしれませんが、
薫ちゃんを嫌味たっぷりに『非常識な馬鹿者』と言ってのけたりと、
この頃のように何かと毒づいてた右京さんのほうが「らしい」なぁー

・かつての部下にシートベルト違反もみ消しを要求する角田課長
シーズンをまたいでこの人のダメ臭は確実に悪化してると思った。
でも薫ちゃんもここで手打っておけば、後の懲戒云々も上手く乗り切れたやもしれんのに。

・拘置所内で虐められる浅倉
と思ったら即反撃「お前ケツ貸せ。ご無沙汰なんだよ」ってアッー!!!!

・帰国後早速小暮と接触する右京さん
「ミステリーマニアなんですよ」と自らの身分を偽ってましたが、
あながちそれ間違いじゃないような。

・食えない女・小暮ひとみVS旧特命係
でも実際問題ここまで心理戦で特命手こずらせたの、
後にも先にも彼女だけじゃないかしら。
物証無し、状況証拠だけという事件の性質も相まってるんでしょうけど。

・親睦団体『七日会』メンバー小野田VS小暮ひとみ
何度食事に誘っても乗ってこない、そのことを指してか右京さんに
「彼女は手ごわいぞ、なかなか落ちない」とアドバイス。って官房長それ意味違う

・ついでに小野田さん、回転寿司の皿5枚戻しってそれは大胆すぎる

・小暮邸にて紅茶を振舞われる旧特命係。
毒物混入を疑い、右京さんが口を付けるまで待ってた薫ちゃん。
この頃の微妙なギクシャク加減がホント懐かしくて愛おしい

・小暮自殺未遂により、杉下・亀山御両人初査問召集
そしてラムネが初登場。貫禄のピルイーターッぷりだぜ……
一方小暮は病室のベッドで不敵な笑み。というかこの画ちっちゃい子が見たら泣くぞ


そんなわけで次回に続くー


【今日のいたみん】


・第一話。

み、三浦さんに髪がある……
いや、4期以降も普通に頭髪には問題の無さそうな三浦さんですけど、
この当時は前髪のボリュームが凄い。若い。今じゃ横とか刈り上げてるしなぁ

一方伊丹は……基本的に何も変わってません。
「運転免許試験所の亀山ァー」といつもの調子でのたまっておりました。

さて今日のいたみんは、自殺を図った小暮ひとみが病院で意識を回復した場面。
目を開けばそこはあの世ではなくて現実世界、しかも目の前に不良刑事が約二名。
「残念ながらあの世ではありません」と淡々と言ってのけた様が印象に残りましたので。


まぁ彼女自身死ぬ気の無い、狙った自殺未遂だったわけですけども。

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