1st season

◆第十二話 『特命係、最後の事件』

脚本:輿水泰弘 監督:和泉聖治
ゲスト:長門裕之 池脇千鶴 内藤剛志


大変遅くなりましたが第一期最終話の感想をば(09年2月更新)
いや、DVDはとっくの昔に見ていましたし、且つ再放送も何度も見返していたんですが
なかなか感想をしたためるだけの暇が取れなくてズルズル今に至ったわけです。

能書きは短めにして早速書いておきます 【見所ダイジェストー】


・北条晴臣閣下初登場
初登場も何も、この回及び第4期初回の2回しか登場していない閣下ですが
少なくとも閣下の3倍は登場しているであろう瀬戸内と比べても全く引けを取らない
強烈な存在感を放ち続ける閣下。もう回想シーンに閣下が映ってるだけで吹く。
元外務官僚とは思えない『Nothing』の発音だったり『童謡・ぞうさん』の怪唱だったり
実にだらしない裸体だったりと、その異質な人物像は列挙しだしたらキリがないなぁホント。

・警察庁長官官房付の亀山
フライトジャケットを脱ぎ捨てて、スーツ姿で警察庁に馳せ参じる薫ちゃん。
結果右京さんは小野田との昼飯の賭けに負けることに。
そしてちゃっかり免許センターへの人事は嫌よと小野田にすり寄ったり。
まぁ後々むしろ行かせてと勢いに任せて反発し若干後悔する羽目になるのですが。
この人間臭さが薫ちゃん。

・そんな薫ちゃんの「ときどき思い出したように出る神がかり的なヤマ勘」発動
冷蔵庫の中から死体発見ー。普通なら驚きのリアクションが先にきそうだけんど
冷静に上記の通り言い放つ右京さんも相当なモンだなぁ

・花の里に店の名刺があったんだ……
多分客自体少ないから持ってる人間もごく少数なんだろうなぁ

・全員身分は警察庁幹部級なのにラーメン屋で食事をとる小野田杉下亀山。

・右京さん特命の部屋に帰る
そして物凄く嬉しそうな課長。
「もっとゆっくりしていけよ」……暇だったんだなぁ

・小野田官房長の事件推理が見れるのは第1期最終話だけ!(第6期終了現在

・元公邸、今はタツミ建設管理下に

・特別全権大使の大演説
俺は選民なんだよと言わんばかりのというか実際言い放つラストシーンの閣下。
事件の真相云々と合わせてみても、萩原署長の言うとおり平等な命とは思い難いなぁ
そういった意味では(悪い意味で)選民、と言うか賤民。

・一期中最大の激昂を見せる右京さん
自殺を図ろうとした荻原に対し『君が死んでどうする!!』
やっぱり昔を知る仲間の愚挙には本気の本気で叱りに掛るなあ

・超法規的司法取引にも憤る右京さん
官房長の狙いは端っからココだったんだろうなぁと思わせるえげつないやり口に
納得のいかない右京さん。「お互い変わらないな」との会話に
小野田さん昔っからこんなだったのか。そりゃ偉くなる人は違うわ。



【今日のいたみん】


・第十二話。

薫ちゃんが警察庁に、しかも官房付に異例の転身を遂げたことで
ヒジョーにやりづらそうだったのがいたみん&三浦さん。
『警察庁の亀山様』と皮肉をこめて呼んでみても『バカモン』と軽くあしらわれる始末。
これでまた亀山様捜査一課復帰なんて話もあった訳だから心中穏やかじゃなかったろうねぇ

一方で閣下相手にも非常にやりづらそうだった捜一。
例の『閣下と呼ばないと返事しないルール』を知らなかった為に子供のような無視をされ、
恐る恐る「……閣下」と呼んでみると水を得た魚のように語りだすもんだからね。
そりゃあ伊丹も『うわぁ』って表情になるわな


そんな閣下を三浦さんは陰でじいさん呼ばわり。
まぁクソジジイと言わないだけ穏便なんだろうけど。

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