2008 season

◆第一話 『盗まれた恋愛小説!“忘れえぬ女”の謎』

脚本:西岡琢也 監督:山下耕一郎
ゲスト:水前寺清子

昨今の温ーいドラマに辟易している方に、是非ともお勧めしたい番組です。
まぁ確実に好き嫌いは分かれる内容ではありますけど、
例えば相棒の「後味の悪さ」が好きな人は、割とすんなり入れると思うんです。
ただ、後味が悪いと言うよりは、主題そのものが病んでいるというか。
今日なんかも結局誰一人として救われない展開となりましたが、
このどうしようもない病み具合こそ、迷宮案内の醍醐味よ。

【見所ダイジェストー】
・昔の年賀状をひっくり返すシーン、好きだなぁーこういう地味な演技
・仕事をサボる目的で葬式に参列する杉浦
 こんな大人にゃなっったら駄目よ。憧れるけど
杉浦恭介・本日の罪状
 横領(渚にたかった香典)、不法侵入(チータ宅)
 しかし全く罪悪感が無く、そりゃデスクにもタコと一喝されるわな
・己を愛した女性たちが焼香の順番を巡って争う、ボラちゃん理想の葬式。
・男性ボーカルのOPテーマとは、『新』になってからは初めてだなぁ
 あと杉浦さんが何かに吸い込まれていくエフェクト吹いた
・ビックリするほど嘘を付くのが下手くそなチータ
・そんなチータに惚れるボラちゃん
・死んだ楠本の書いた官能小説、そのモデルは
 嫁でもチータでもなく、喫茶店の若い娘だったとか
 何そのどうしようもない妄想小説。
 予想もつかない展開とはまさにこのことね
・そういえば杉浦ライターの火力が普通だった件


◆第二話 『偽りの情報提供!定年退職者の仕組む罠』

脚本:西岡琢也 監督:猪崎宣昭
ゲスト:夏八木勲 大川栄子 菅原大吉

中高年の悲壮感を書かせれば右に出るものはない迷宮案内ですが
……来期で終了フラグが立ったように感じたのは気のせいか?

【見所ダイジェストー】
・実は来年定年の杉浦さん
京日退社でそのままシリーズ終了、十分考えられる流れだよなぁ
しかしもうそんな歳だったのか。だったらデスクは何歳なんだ
杉浦恭介・本日の罪状
器物損壊(ボラちゃんの30万のイタリア製スーツ)
・菅原大吉の汎用性の高さは異常
まぁ主に相棒の方でゲスト枠準レギュラーの地位を確立してるわけですが
そのせいか、この人を見ると特命係の姿を画面に探してしまいまして
意外に酷いことを言うタコ(城戸部長)
「ハイハイと頷いて結論先延ばしにしときゃ、専務はもう辞めるんだしさ」
あからさま過ぎる揉み手で対応してたのになぁタコ
・男の嫉妬は女の嫉妬よりも恐ろしい
杉浦恭介の人望への嫉妬に狂い、あれこれ仕掛けてくる
遊軍長の大学の先輩でもある専務ですが、
しかし昨季の手ぐせの悪い叔父といい二期前に登場した舞鶴支局の同期といい、
ホント遊軍長の周りには扱いに困る人ばかりが揃ってるな
・部下が飲みの誘いに乗ってくれない河辺専務
 →1人でカウンターバーへ(BGM:ゴッドファーザー)
ホステス引き連れて専務の送別会に現れるボラちゃん
「いい社員に囲まれて私は嬉しいよ」と、その送別会の席で語る専務。
いや、ひとり社員じゃない人混じってるから


◆第三話 『偽りの家族!?母を待つ少女の秘密』

原作:篠田節子「コンクリートの巣」
脚本:西岡琢也 監督:山下耕一郎
ゲスト:西尾まり

その手の話を好き好んでいるということもあって
後味の悪い話に対する耐性は十分あると思っていたんですが、
今日の話は後味が悪いとかそんなレベルを超越してた。未来が全く無かった。
好きか嫌いかの二択で、さすがに今回の話を好きだとは言えないけれど、
きれいごとばかり描かれたドラマしか見たことのない人に
是非とも見て欲しい内容だと思う。

【見所ダイジェストー】
・京日の杉浦菜園が実に本格的なものと化してる件
杉浦恭介・本日の罪状
傷害(渚にキャスター付きコンテナを激突させ軽傷を与えた疑い)
・下宿につた子が来た時のボラちゃんの笑顔が実に眩しいこと
んで何も事情を知らされる前に、つた子の話だけでもらい泣き。
・しかし翌日には鬼畜ママ『みどりちゃん』の虜になる駄目ボラさん
・異常な火力を誇る杉浦ライター今季初登場
・姉による妹いびり、
アレも親の振り見て覚えてしまった虐待の前兆行動なんだろうなあ
・どんな糞親でも、子供にとっては唯一無二のお母さん。
そして虐待は次の世代へと受け継がれていくと思うと、
あの親子は無理からにでも引き離すべきなんだろうなぁ
まぁ今となっては後の祭り、救いも未来も何もない現実を見せつけられた
鬱以外の何物でもないエンディングでした


◆第四話 『失われた絆! 町屋を愛しすぎた男』

脚本:西岡琢也 脚本協力:佐野宣志 監督:猪崎宣昭
ゲスト:大杉漣 柄本佑 六平直政

老木は朽ちて後身に委ねるべきだと言うてる杉浦さん自身が
決して朽ちようとせずに足掻き続けている辺り、
本当にこの人は天邪鬼だなぁと思うわけです

【見所ダイジェストー】
・メッセンジャースタイルで自転車を駆る杉浦さん(定年間際)
 去年も確か相当な遠距離を自転車で走ってた記憶があるな
杉浦恭介、本日の罪状
 窃盗(ボラちゃんのブランデー)
杉浦恭介、本日の犯罪被害
 窃盗及び器物破損(愛車・杉浦号)
 しかしこの番組、導入部の事件は殆どが解決されぬまま終わるよなぁ
・大杉漣の頑固一徹な職人姿も様になっていたが
 それ以上に六平直政の解体屋社長姿があまりにも似合い過ぎていた件
・下宿人の来客に家屋修繕を依頼する図々しいババア女将さん
・部長の後輩が京日へ会社見学→「杉浦ちゃん」と媚を売るタコ
 →「ブン屋なんてならないほうがいい」とタコの期待を見事に裏切る杉浦ちゃん
『人に解体されるくらいなら、自分の手で壊す』 by漣
 ってオイル捲いてそれ放火やがな
・今季初・杉浦さんの「違う!」の大絶叫
・次回予告、淑女に迫られる杉浦さん「僕には妻も娘も……」
 →「そんなものなんとでもなる!!」とボラちゃん。
 アンタ仮にも警察官僚でしょ……


◆第五話 『婚約者にされた杉浦!! 三日だけの淑女!』

脚本:西岡琢也 脚本協力:西田通子 監督:榎戸耕史
ゲスト:中田喜子 神山繁

【見所ダイジェストー】
杉浦恭介・本日の罪状
文書偽造(ボラちゃん宛の結婚相談書からの回答書)、
詐欺(大洞の名を騙る)
・ボラちゃん、騙されたことに憤り京日に踏み込むも
つた子の前であること全て話してしまい自爆するの巻
・そんなボラちゃんの老後最大のテーマ:
しかしその為に自分の名を貸すだとか妻子持ちなんてどうにでもなるとか
どう考えても警察キャリアの発言じゃないよボラちゃん
・しかし実のところ相手方も嘘ついてたわけで、何という化かし合い
・ボラちゃん、今度はそんな偽弘子さんに惚れこんでしまい
つた子に別れの手紙を出すも、弘子さん既に本物の彼氏がおり
これまた盛大に自爆するの巻


◆第6話 『捨てられなかった万年筆の秘密!! 身勝手な友情!』

脚本:公園兄弟 監督:榎戸耕史
ゲスト:中村久美

【見所ダイジェストー】
・打倒ホンジャマカを目指しハイパーホッケーを始める杉浦恭介
「一度辞めた人間を再度口説く方法教えて」と杉浦にせがむ渚
 まぁ杉浦さん現に一回辞めてるしな
・大洞=ノスタルジジイ 杉浦=クソジジイひねくれじじい
・万年筆、でもワープロ原稿が主流な今となってはお守り的意味合いか
曽ヶ端渚・本日の罪状
 不法侵入(陸上競技場×3)
・女の嫉妬は怖いわぁーというお話
・それ以上に認知症も怖いわぁーという話でもあり
・渚の代筆に気付いている京日の皆さん(タコ除く)
 それはそれで一人一人を見ているという暖かい職場だなぁ(タコ除く)
・マフラーを口元に巻き、一歩上野男となる杉浦


◆第7話 『消えた連続放火犯! 狙われたお惣菜屋の秘密!!』

脚本:貴志真紀・西岡琢也 監督:石川一郎
ゲスト:白川由美

今度はちゃんと録画でけたよー

【見所ダイジェストー】
いつにも増して今回は渚がやかましかった件
 しかしまぁ今更ながら国生さゆりの役者としての吹っ切れ具合は素晴らしいと思う
杉浦恭介・本日の罪状
 暴行(渚をグーパンチ)
 食い逃げ(奢りだと騙して渚を連れて焼肉へ→会計せず逃走)
・鯛焼きの尻尾にあんこが入っていないのは職人の休憩の為だ説
 調べてみたら確かにそんな説も事実存在するようで。虚言じゃないのか
「時々自分たちの作るのと味が違うお総菜があるんです」by総菜屋
 つか食い物売る店でそれは洒落にならんだろ。
 今回はまぁいい話で済んだけど、それこそメタミドホス混入だとかさ
・今さっきご飯を食べたのに、またご飯を食べているのに気づいた時の衝撃
 それはさすがの杉浦も固まる恐ろしさ。老いは怖いです


◆第8話 『10年目の罠!1億円を拾った姉妹の秘密…家族に捨てられた姉vs男に裏切られた妹!!封印された約束の謎!?』

脚本:西岡琢也 監督:黒沢直輔
ゲスト:市原悦子 馬渕晴子

たった八話で最終回、この少なさ、
不祥事続きによる制裁的な処分かと勘繰ってしまうところですが、
まぁ元からこのくらいの予定だったんでしょう。
また去年みたいに時期外れのSP放送とかやればいいんだが

【見所ダイジェストー】
「娘さんを僕に下さい」byIT長者
 年収は義父・杉浦恭介の3倍だとかであーあ親父さんスネちゃったよ
杉浦恭介・本日の罪状
 威力業務妨害(ひな祭りパレードを体当たりで粉砕)
・地球最後の日を悟ったおかみさん、下宿最後の日を設定
「たかが700万円で夢なんて見られるか」byタコ
 ……部長ともなると相当お給金貰ってるんですね畜生が
・リフォーム詐欺師吉武の華麗なる話術
すっかり金に卑しくなったボラちゃん
 そんなボラちゃんが語るバラ色の老後プラン→つた子と夢の同棲
・しかし市原悦子の性根の曲がった小悪女役は様になるなー
 演技というよりは妙に自然に見えるもので。
 いや、まぁご本人そんなこた無いんでしょうけどさ
・人気子役の転落といういやに生々しいストーリー
・廃別荘にて老姉妹・2人のビックショー
 →その後現ナマ抱えて失踪。まさかの急展開な
・そんな折、おとしものとして100万円が杉浦さんの手の中に
 当然警察には届けない→何故かおかみさんの手に渡り下宿の存続決定
 犯人は大洞


◆スペシャル版 『幻のスクープ!偽りの判決・罪を逃れた女 元判事、30年目の告白“あれは誤判だった” 幸福な殺人者の秘密』

脚本:西岡琢也 監督:黒沢直輔
ゲスト:大滝秀治 室井滋 伊藤洋三郎 久保田磨希

1年ちょっとぶりに帰ってきた迷宮案内、
何故か『新』が取れていたけどOP等見るに昨季の延長的扱いなんだろうかなぁ

【見所ダイジェストー】
・娘のでき婚にキレる杉浦『産みません、産ませません』
タコが髭生やしてる……
 頭に行かせる毛をそっちに持って行ったか
『墓場!?』と敏感に反応する大滝秀治
・杉浦「孫の話し出したら棺桶に片足突っ込んだようなもん」
 →じさま連中「孫は絶対にかわいい」と犯行声明を残し杉浦の鞄を隠匿
・朝から地獄の黙示録
・諸々の個人情報紛失、今思えばコレもラストの人類の英知的観点からすれば
 そんな些細なことという個人情報化保護の時代への当てつけだったんだなぁ
セクハラ被害者(久保田磨希)……
杉浦一級建築士……絶対家の建築とか頼めねぇ……
・渚がうるさくてうっとおしくていらんことしかしないのは今回も健在でした
・それにしても室井滋の怪演が素晴らしい
・タコ「読者が求めるのは単純で分かり易くて劇的なドラマだ」
 暗にそれ読者はアホやからと言うてるのと同じでは
・相変わらず他人の心に土足で踏み込む杉浦恭介
・今日の散歩道:
 昨今のネットに渦巻く無粋な正義感に冷や水浴びせるような内容でスカッとした
 まぁ認められない人には認められない論理だけど、これでこそ杉浦だと。
・しかし最後には好々爺になりそうな雰囲気を醸し出す

さて問題は秋クールか冬クールにレギュラー復活となるか否か。
でも復活したら定年とか言う話で最終シーズンになりそうで怖いなぁ……


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